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2006年10月31日 (火)

某の頭

Atama

年賀状を買い込んできた。明日から発売。明日の朝は、幟を立てよう。

頭を彫っているのだが、どうも形ばかり気にしている。首がどうで、後頭部がこうで、耳はこのあたり・・・・

そんなことばかり考えている。何をやりたいのか決めよう。

口をぐっと前に出したい。で、目鼻、額、頬などを豊かなものにしたい。口は、とんがるほど前に出そうか。

文句があるんだ、という顔になるかもしれない。

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2006年10月30日 (月)

シャカシャカ

Kaidan

月曜日とて、局のお客わりに多し。

ゆうべ買ったデジカメで、遠い送電線や夕陽や花や引き出しの中や、本棚の隙間などを撮った。シャカシャカ

シャッターを切るのが楽しかった。パソコンの画面で見てみると、きれいに写っている。でもまあ、感動すること

もない。「手」の写真をHPに掲載した。

北朝鮮への経済制裁は、何人の子供を殺すだろうか。経済制裁をしてもキムジョンイルが飢えることは、絶対

ないだろう。飢えるのは、民衆だ。ただでさえ餓死者が出る国だ。制裁によって、どれだけの人が死ぬだろうか。

飢えて死ぬ。親を失って、市場でありもしない残飯を拾っている子供たちの映像をテレビで見た。一粒のコメを

路上から拾って、口に入れるのだ。日本の経済制裁により、一番初めに、あの子供たちが死ぬだろう。

誰もが知っていることだ。それもやむをえないというのか。自分たちは、口からあふれるほど食っていて。

原爆とテコドンやめってって言い続けるか、他の手を考えようよ。

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2006年10月29日 (日)

キタムラ

朝、デジカメ購入の下見に100万ボルトへ行った。10何万円の高いものしか置いていなかった。意外。電動

歯ブラシの替えブラシを購入。500円。それからキタムラへ行った。父が買ったのと同じ機種があった。一代

新しくなっているようだ。LUMIX FZ50。

午後、「頭」を彫った。叩くところは、だいたい終わった気がするがまだまだ落としたりない気がする。この楠は、

湿っぽい。半乾きだ。夕方、キタムラへ行き、デジカメを買ってきた。店員さんとポイントカードの話をしたところ、

本屋のツタヤのカードとキタムラのカードは、共通なのだそうだ。ツタヤって色々やっているんだ。燃えているのだ。

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2006年10月28日 (土)

出島の謎

Kuzira

朝、バッティングセンターへ行った。

近頃のトレーニングの成果で調子が良かった。帰りに池へ行った。先週思いがけず発見した池だ。

問題の出島に近づいてみると、 橋の入り口に鳥居が立っていた。セメントで出来た鳥居だ。先週は、公園の

ベンチに座ったまま、この出島をみていたのだがそこからは、見えないのだ。

あっさり鳥居が立っていた。先週は漠然と島の中に鳥居を探したのだが考えてみれば、鳥居とは、社の入り口

にあるものだ。なあんだ、やっぱり神社だったのだ。

鳥居の下に立ち、橋の向こうの島を眺める。手前にトタン屋根の家があり、その窓ガラスに「家に向かってルアーを

投げないで」と黒い文字で書いてある。橋を渡って、島へ入ってみた。トタン屋根と並んで、瓦葺の家が

ある。どちらも民家だ。家の中に洗濯物が並んで干されている。「貸しボートあります。」とこれもサッシの

ガラスに書かれているがどこにもボートはない。あれば漕ぎたいものと思った。樹が数本立っていて、夾竹桃も

植えられていたかもしれない。手入れの行き届いた民家の庭のように見える。小さな祠がひとつあり、花が供えられ

ていた。民家に人影は、なかった。見物客も某(それがし)だけだった。普通は遠慮して入らないのだろう。

島から池を眺めると、向こう岸のお寺が近く見えた。岸を釣り人が点々と縁取っていた。ボートは、一艘も

見えなかった。持っていたペットボトルのお茶を飲んだ。民家の中から誰か出てきて、誰何されることは、

なかった。昔は、神社らしい神社だったのだろう。今も神主さんの子孫に受け継がれ、社は守られて

いるのだがその役割は、半分風化しているのでは、ないか。しかし、ここに一人で住む当代神主が月夜の晩に

銛を取って、池に現れた鯨を突くのかもしれないし、やはり謎は、深まるばかりだ。

午後、「頭部」の叩きを始めた。始めは、億劫で仕方なかった。俺にできるのかと途方に暮れた。4寸の角材が

大きく見えた。でもまあ、根性で手を動かしていると、段々なんとかなりそうに見えてきて、結局5時まで叩いて、

腰が少し痛くなった。夜、雨が降った。

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2006年10月26日 (木)

天国への階段

Yamadera

きょうもいい天気で風もなく涼しかった。

夕方、お使いで山のお寺へ行った。何度も道を間違えた。奈古屋の道は、複雑だ。かつてここの郵便配達を

していたがいまだにどこがどこやらわからない。道を見つければ山寺への道は、一本道のつづら折り。簡単だ。

だが油断は禁物。この夏の夜、お寺の前を素通りして、山の頂まで登ってしまった。霧に巻かれたつづら折を

どこまでも果てしなく登った。そのカーブを曲がればお寺がある、と思いながら、どこまでもどこまでも天国への階段

を登るように上がっていった。もうとうにお寺は、過ぎたのだと気づきながら、汗ばんで某は、坂を上り続けた。

そういうことがあるので、きょうは気をつけた。尼さんは、黒い犬とお寺を守っている。おどけた仕草で、木の実の混ぜご飯の箱を渡してくれた。

夜、自分の頭部の絵を描いた。おでこから後頭部の丸みがいい。突き出た口がいい。

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2006年10月25日 (水)

夕陽の中年男

Sunset

快晴、でも涼しかった。

夕方、山の公園にいってみると、高級車が駐車場に停められていた。中年男が一人、ベンチに座って、

山に沈む夕日を眺めていた。派手な夕日ではなかった。紺色の低い山の際に朱色の雲がいくつか見える

程度だった。男は、煙草を吸うわけでもなく、きちんと座って見ていた。

某は、車で近くを少し走ってから戻ってみたが男は、まだ夕陽を見ていた。朱色の雲がなくなると、納得したのか

車を出した。それから某は、壁とキャッチボールをした。

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2006年10月23日 (月)

パラパラ

Miteru

月曜日くもり。午後は、雨が降りそうで降らない。気圧が下がり、出そうで出ない気分。午後、半袖を長袖に

着替える。足元のヒーターのスィッチを入れる。夜になって雨降るパラパラ。きのう、1年ぶりに八百屋へ行ったら、

おばさん不在。営業をやめていた。自動販売機だけが営業中。

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2006年10月22日 (日)

雨が降ってきた

朝、山の公園で壁とキャッチボール。復刻堂のメロンサイダーを飲む。午後、4寸板から、頭部を作るための材を

木取りした。丸鋸で表と裏から刃を入れて、切り落とした。材にラフな下絵を描いてみて、心が弾んだ。

大きさがうれしい。

父母は、夜は、ふたりでソファに腰掛けてテレビを見ている。番組表を見て、次はクイズミリオネアを見ようなどと

話している。テレビのなかった時代、老人は何をしていたのだろう。某の老後は、どうなるのだろうか。

お日様を拝めるだけで、ありがたいな、など度思っていたい。雨が降ってきた。

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2006年10月21日 (土)

駄文注意

朝、BCへ行った。

朝の光の中を走るのは、いい気分だ。旅行している気になる。なぜか、インドの朝を感じる。

近頃、自分の家以外の朝に身を置くと、インドの朝を感じる。20年前に行ったインドを、いつまでも心が懐かしむ。

バッティングセンターが近づくと、アイスクリームを食べたくなった。すると、なんとしても食べたくなり、BCを

素通りして、コンビニを探した。そのあたりは、地理を全く知らない界隈だった。建て込んでいて、道は細い。

すると、突然、川のような池をみつけた。細長く伸びていて、向こうはカーブしてその先は、見えない。でもこちら側

は、すぐそこで水は、終わっている。池だ。コンビニを見つけて、ソフトクリームを買ってから、池の岸の公園の

木のベンチに座って眺めた。競艇場のようにも見える池だ。周囲には、遊歩道が巡らされて、初老の男が

ジョギングしている。若い男が釣りをしている。どこかへ出かける途中なのか、土曜の朝の散歩なのか若い娘

も歩いている。遠くの縁にも点々と釣り人が座っている。向こう岸には、屋根をみっつよっつと重ねたお寺が

見える。変わっているのは、出島だ。オランダ商人が住んでいた長崎の出島のようなものがそこにあった。

石垣で築かれた百坪足らずの土地で、岸と繋がる細い橋も石垣で築かれている。池を祀る神社かと思えば、

鳥居もなく、トタン屋根と瓦屋根がよりそってふたつ見えている。貧相な木が数本池に向かっている。

やはり、神社であったものが風化したのだろうか。風化して神社では、なくなったがその場所は、神官の

子孫に受け継がれて、住居として使用されている。あるいは、世界で唯一の宇宙人との交易所である。

あるいは、カーブして見えない池の向こうの端は、どこまでも伸びていて、黄泉の国につながっている。

この出島は、時折黄泉の国から流れ着く、まがまがしきものを食い止める防人の住処である。

パチンコの景品交換所である。地元青年団の合宿所。

地元の長老「何の場所だったか、わかんねーだがいつしか誰か、住みつい取るの。」

幼い子「あの池はね、南太平洋と繋がっていてね、満月の夜にクジラがやってくるの。すると、出島の人が起きて、

銛でクジラを突いて殺すんだよ。」謎は、深まるばかりだ。記者は、来週も、川のような池の取材を続ける。

木工屋さんの指示に従い、蛇が橋のユニクロの観音様の台座を視察、写真を撮った上、スケッチもした。

夜、台座の図案を描く。

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2006年10月19日 (木)

せっつかれ

Nirakousei

おだやかなおだやかな涼しい一日。薄絹のような雲のフィルターを通って、光はサラサラと斜めに降ってくる。

夕方、山の公園で壁に向かって、キャッチボール。きょうこそは、スローイングに開眼した。肘を使うのだ。

肘を使って投げるのだ。小学生の時に気づきたかった。

日中、木工屋さんが来て、蛇が橋の石屋の観音像の台座がいいよ、とか、平井のリンコウ寺のお墓に立ってる

仏像の台を参考にしてよ、などと言って帰っていった。昨日は、「いつでもいいよ、急がないから。」と言ったので、

その気になって、くつろいでいたが実は、きりきりやっちゃおうと思っているのかもだ。某を活用しようと思って

くれる人は、稀なので、ここは、その気になろう。

手3を磨いて、二度目のオイル塗りをした。黄色くなって、光った。よっしゃあ☆これならお土産としても、りっぱ

に売れる。

頭部のデッサンをした。正面図と横顔図。次回は、自分の頭部だ。

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2006年10月18日 (水)

オイルを塗った

Zairyou

午後、木工屋さんが寄って、軽トラに積んだ楠を見せてくれた。4寸のきれいな板が二枚だった。出所は、一度、

行ったことのある例の材木屋だった。某(それがし)が先日買った4寸板も、同じくらい素晴らしい。

夜、「手3」にオイルを塗った。力作だ。こうなると、このくらいの大きさが欲しくなる。「手1」と「手2」は、1寸五分の

板で作った。ていねいに彫ったのだが「手3」と並べたら、見られたものじゃない。手3は、五寸の板を使った。

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2006年10月17日 (火)

秋の蚊

涼しくなった、やはり、秋だかんな。でも、まだ蚊がいる。

太宰治の小説の中に、夏が終わってからの蚊を叩いては、いけないと老女が語るくだりがある。時期を過ぎて

生まれてきたのが哀れだからというのだ。そうだよなあ、と思うが某は、ばしばし叩く。蚊取り線香を焚く。

微量の血ぐらい献血してあげてもいいが痒いのは、やだ。特に足の裏は、刺されたくない。それに、耳元を

掠めるときのあの音、あの音がやだ。伊豆は、ほぼ年間を通して、蚊は生息しているのだから、秋の蚊は、哀れだ

などと言ってはいられないんです。

木工屋さんが仏像を二体と香炉をひとつ、持ってきた。いずれも象牙だ。日本製では、ないと思う。

これらの台座を作るというわけだ。材は、木工屋さんが楠の4寸を確保したそうだ。こういう仕事で知り合いが

できるということは、某にとってはとても良い事だ。楽しく作らせていただこう。

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2006年10月16日 (月)

ロシアの巨人

Champ2

空気がひんやりして、爽やかな午前中だった。扇風機を片付けた。

夕方、「手3」の台の部分を叩いて、整えた。もうほぼ、できあがり。オイル仕上げだな。ウレタンオイルでいって

みよう。

夜、テレビでワルーエフの防衛戦を見た。2M13CMワルーエフは、フェアな戦い方をする。体格を利して、クリンチの

時、相手の後頭部を連打するとかいうことをしない。相手が倒れていく時、追い討ちをかけなかった。

これから、誰がワルーエフを倒すかがファンの興味になるだろうが某はワルーエフを応援したくなってきた。

巨人は、どこか孤独だ。

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2006年10月15日 (日)

流木

Yama_2

寒くなった。

日曜日の夜は暗い。特記事項なし。では、日記にならない。特別なことがないから書くのです。

一日、木彫りをやるつもりでいながら本を読んだり、昼寝したり、夕寝したりしていた。でも、平刀と

切り出し小刀を砥いだ。作品が完成に近づくと、いつもこんな調子で自分にいらつく。学校時代の試験前みたい

だ。今週は、みっつの作品の絵を描く。そして週末にみっつ同時に木取りするのだ。こうしておけば、作品Aが

行き詰ったとき、作品Bの荒取りをすればいい。

リンク先をひとつ増やした。バードカービングの工房だ。この人の作品は、すでにジャンルを超えている。

流木で遊んだ作品がある。いかにも遊んだという言葉が適切だ。熱心な写実の傍ら、遊んでいる。これは

ちょっと、まねできない。でも、やってみたいな、流木。

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Bc

朝、BCへ行った。ストラックアウトを5回やったがビンゴがひとつだけだった。いつか必ず、パーフェクトを出す。

午後、軒下に置いて幾星霜の古箪笥を解体した。細かくして、袋に入れた。ごみの日に出すつもりだ。

こうしてできたスペースに楠の板を二枚並べて立てかけた。50坪の敷地から1M x30CMのスペースを作り出した

とは、偉かった。で、夕方、壁に向かいキャッチボールをした。山の公園だ。きょうこそ、自分のストレートの

フォームの欠点をみつけた。すぐに直した。バシバシいい球が飛んだ。来週は、いける。夜、「手3」を90分やった。

静かに、落ち着いて仕上げようと思う。忙しい一日だった。

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2006年10月13日 (金)

夜なべせず

Hatohato

良い天気だったが夕方になるのが早い。

次に作るものを決めたい。馬の頭、ゴリラの頭、自分の頭、モハメド・アリの頭、灰皿は、どうだろう。灰皿の中に

吸殻があって・・・見ながら彫れるからいい。雄鶏もいいかな。今、ふと金鳥蚊取り線香の箱に目が行ったのだ。

堂々たる雄鶏。鳩もいいかな。

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2006年10月12日 (木)

もうたくさん

Kabeda

お天気。少し暑かった。

お客さんは、ぼちぼち。夕方、山の公園の壁に向かいてキャッチボール。サイドスローに切り替えることにした。

こうすると、暴投が減る。土曜日のBCでのストラックアウトが楽しみだ。

夜、「手3」を一時間彫った。爪を彫った。もういい、仕上げちゃおう。もう、これ見たくない。

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2006年10月11日 (水)

Good job

Ookawa

夕方6時から韮山局で保険の試験。

そうか、職員もこの試験を受けるのだ。で、職員たちと机を並べて受験した。50分だったがこれをきっちり使い

切って終わった。途中、パスした一問と疑問符を打っておいた滑り出しの三問をこなして、ちょうど時間になった。

できは、わからないがいい仕事だった。good job.

朝、大川銘木さんが3寸の楠を持ってきてくれた。丸太の滑り止めに使っていたという角材をおまけしてくれた。

一斗缶ほどの楠の角材がみっつだ。節とひびがあるがチェーンソウで楽しめそうだ。

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2006年10月10日 (火)

壁に向かいて

Kyokumegu

こんな日が一年中続けばいいですねえ。などとお客さんに言ってしまった。飽きてしまうだろう、いくら爽やかだって

こんな日ばかりでは。

局めぐ(旅がてら、郵便局巡りをする人)の人が来た。仙人みたいな髭を生やしていた。頭部の毛は薄かった。

つい最近までサラリーマンで抜かりなくやっていたんだろうな、と思った。奥さんと車で回っているようだ。

夕方、山の公園へ行き、壁に向かってキャッチボールをした。この壁は、きのう発見した。少ないんだよな。こういう

壁。

夜、木彫りをやろうかと思ったがやめて、保険の試験勉強をした。あした試験だ。

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2006年10月 8日 (日)

白熊

Nitiyou

朝、海へ行って、白熊のアイスを食べた。

何人かの人々が座って釣りをしていた。何がおもしろいのか知らないけれど、健康的ではある。

家へもどると、某は眠くなった。午後は、「手3」を彫った。彫り物は、序盤中盤は、さくさく進むが終盤で

歩みが遅くなる。終盤での戦い方が今後の課題である。

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2006年10月 7日 (土)

プロ

Doyoubi

朝、BCへ行った。

帰りに銘木屋で3寸の楠の板を買った。今日も社長がひとりで店番をしていた。社長は若いころ、木場で働いて

いたのだそうだ。材木屋の跡取りだったから、木場へ奉公に出されて修行したのかな、と思ったが社長は、

自分一代でこの材木屋を築いたような口ぶりだった。

近頃は需要が減ったと、社長は言っていた。某(それがし)は、素人に見られないように、木の事いろいろ知って

いるところを見せたが結局、社長の目からは、素人にしか見えなかったようだ。大工や木工屋にはどうしたって

見えないだろう。それでいいのかもしれない。

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2006年10月 6日 (金)

大地は傾き

Kisetu

きょうも一日雨が降った。

向かいの空地に放置された犬小屋の傍らに咲いた3本4本の彼岸花が消えた。川原の土手の、田んぼの脇の、

海辺の彼岸花も、人知れず山に咲く彼岸花も、全部散ってしまったに違いない。大地は傾き、人々は一斉に

カレンダーをめくり、地球は回るのだ。某は局の中で一日、保険の試験の勉強をしていた。雨だし、お客は

多くはなかった。慣れない勉強は、某の神経を消耗させた。保険は法律で作られているようなものらしく、

その言葉も法律のものだ。それが読みにくい。一箇所を三回読み直しながらひと段落を読む。疲れる。

学校で法律の勉強をしていたのだが何の役にも立たない。だって、法律の勉強をしていなかったのだから。

保険を作る人って、ほんとに頭の良い人だと思う。物を作らない仕事が儲かるに決まっている。物を扱わない

商売が儲かるに違いない。裸の王様の服を仕立てた仕立て屋のようなものだ。不可視の商品を作って、

「ここがこうです。そして、ここんところがまた素晴らしいんです。どうです?」と手で回し、指差しながら説明する。

そんなわけで、夕食を摂った某は、かすかな頭痛を感じて、バファリンを飲みたかったが切らしているので、

家庭巡回薬屋の置いていった引き出しから、風邪薬を1包み取り出して飲んだのだった。

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問題集

昼も雨、夜も雨だった。

昼は、保険の試験の勉強をした。すぐ、首が痛くなった。これに合格しないと、保険の業務ができなくなるのだ

そうだ。きっと簡単な試験に違いないと思っていたが問題集をやってみると、そうでもない。

夜、「手3」を1時間彫った。紙に描くデッサンは、やっていない。飽きてしまった。でも、この「手」は、モデルに

忠実にやっている。なんか、彫っていて納得できる。当分、この路線で行きたい。

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2006年10月 4日 (水)

木工屋さん

Kusunoki

いっちょまえに忙しかった。

多少、残業した。夜の彫り物は、やらなかった。きょう、木工屋さんが来て、仏像の台座を作ってくれと

言われた。大きくはない仏像の台座をいくつか作るらしい。引き受けた。材料は、木工屋さんが用意してくれる。

何が良いのか聞かれて、楠と答えたら、ふたつ返事で応じた。どこから調達するのか聞いたら、木工屋

さんは、ある大きな材木屋の名前を言った。そこは、去年、出向いて「彫刻できる材、ありますか?」

と問うて、「ありません。」とあっさり言われた材木屋だ。それを木工屋さんに告げると、不敵な様子で

首を振っている。どんな材が現れるのだろうか。

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2006年10月 3日 (火)

チカチカ

Tikatika

蛍光灯が古くなってチカチカしているような天気だった。

基本的には、黒い雲で覆われた一日だったのだが時々、雲が割れて日が射した。「晴れそうですねえ。」

とお客さんと話すと、やっぱり陽射しは、隠れてしまう。それを何度も繰り返すのだ。蒸し暑くなって、ひんやり

涼しくなった。それを何度も繰り返した。窓を開けたり閉めたり、服を着たり脱いだり、汗が出たり鼻水が出たり、

頭が長くなったり細くなったり、そういう一日だった。近頃、わたしは荒れているかもしれない。表面的には、

静かにやっているが心の底では、猛犬が吠えている。若い頃の猛犬は、じきに心の底から

這い上がって来て、荒い息を吐きかけて前足をわたしの首にかけた。猛犬もわたしと共に歳を取り、めったに

底から出てこない。でも吠えている。こいつの怒りも恐怖も以前とは、質が違うような気がする。

夜、1時間「手3」を彫った。彫り目が細かくなってきた。木は堅くて微かに粘りがある。

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2006年10月 2日 (月)

これが楠だ

朝、銘木屋さんが楠を届けてくれた。「このあいだのやつは、もらってくれ。」と言って、先日注文した板とは、

別に二枚の板を持って来てくれた。楠とは、これだというほどいい杢が出ていた。緑と深紅色が

踊っている。白太は、ほとんどない。厚みも二寸五分はある。大木から取った板だと思う。これに比べると、

数年前に買って、使い続けてきた楠は、かなり落ちる。元の丸太自体が細かったのだろう。

同じ手間暇かけて作品を作るのなら、良い材を使うべきだ。つくづく思った。

きょうは、局は、報告の書類とか色々あって、少し疲れた。木彫りは、せずにテレビでボクシングを見た。

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2006年10月 1日 (日)

ガチャンガチャン

Amehuri 朝、雨が降っていた。

月一回のどぶ掃除の日だ。通りの一番あっちで、組長さんと誰かが決行すべきか順延か話し合っているらしい。

微妙な降りだった。そのうち向かいの鈴木さんが鉄のどぶ板をはずし始めた。しばらく見ていて、わたしも

板をはずし始めた。ガチャンガチャン、それで、掃除は決行となった。せっかく表へ出てきたのだから、

やってよかったのだ。来週やらなくてすむ。

一日、仕事場で「手3」を彫った。実働は、3時間くらいだ。他は、本を読んだ。マイク・タイソンの本だ。絶版になっている本で、アマゾンの古本で3千円で買った。

夜もやろうかと思ったが、背中が疲労を訴えるのでやめにした。思ったより働いたのかもしれない。木が堅い

分、労働は、何割か増す。

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