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2011年11月30日 (水)

禁じ手

半袖でもいいかと思わせる暖かな日々。

煙草を再開してから、もう半年も経つ。昔より、ずっと軽い煙草を吸っている。
重い煙草を少なめに吸おうとするより、軽めの煙草を気兼ねなく吸った方が
肺の負担は、軽いように思う。

朝、起きてから、吸って、局へ入ると禁煙。昼休みに吸って、またラマダン。
局を閉めると、好きなだけ吸う。
軽い煙草なので、立て続けに3本も吸ってしまう。すると、さすがに、夜明けの
寝床で、せつない咳がでる。すると、喫煙を減らす。
だがまた、次第に喫煙量は、増え・・・・・
その繰り返しだ。

夕方、局を出ると、タケは、お座りして待っている。散歩へいこうよ。3日前、
近所の犬好きの人に散歩を任せた。
帰って来たら、タケは異常な喜びようで、新しい御主人が現れたと思ったの
だろう。その後、私に挑戦的に吠えるので、怒って、例の「仰向け押さえ込み」を
やったら、タケは、押さえている私の手を噛んだ。
噛まれたので、押さえている手に、もっと力を入れたら、タケは、もっと強く噛んだので、
手を放した。
タケは、呆然と、立っていた。あの時、叩かなくて、よかった。

ネットで調べたら、犬が人を噛まざるを得ない状況に追い込んだ私が悪いと判明した。
二度と、押さえ込みは、すまいと決める。
私に飼われる犬は、気の休まる時がないだろうと、思う。

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2011年11月27日 (日)

ユータの絵

Yuuta


午後、ユータが来た。
志望校は?と、聞いたら、ふた月前と変わらず、S大とのことだった。そこなら、
親の負担も軽くなり、いい。
身長は、「169.9cm!」と言い切った。先生も、正確に測ったものだ。
帰りがけ、私が襖に描いた絵を見ながら、なんとか言った。
そういえば、ユータが小学生の時、描いた顔の絵があった。あれを彫ってみようか。

朝、タケを散歩に連れて行った。なんと、リーダーウォークに近づいた。引っ張らない。
私が走っても、同じペースで走っている。
3日前、散歩に出かけようと、靴を履いているとき、タケは、興奮して、吠え、あまつさえ、
素早く踏み込んで、私の手を軽く噛み、素早く退いた。
それで、その日の散歩は、リードを強く引き絞り、徹底したリーダーウォークに終始した。
私は、少なからず感情的になっていた。

きのう、散歩に連れ出すと、前へ行き渋り、引っ張らなければならなかった。帰路に入ると、
夕飯目指して、犬は引っ張った。
これは、まずいと思い、きょうは、丁寧に扱ってやると、渋っていた歩調が次第に速くなり、
ついに、私と歩調を合わせるようになった。
こういうやり方が良いか悪いか知らないが結果オーライとする。

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2011年11月24日 (木)

ころころ

Siro88


夕方、不意にK氏が訪れた。
山で、椎茸栽培の為のクヌギを伐って来たのだそうだ。その作業中に
ぎっくり腰をやったと言う。
過去に一度、やっていて、「こりゃ、一週間寝たきりになるかもしれねえぞ。」
と言った。
帰りがけ、タケをかまって行ってくれた。タケは、人に甘える時、興奮する。

食後、ホームセンターへ、タケの餌を買いに行った。アイムスから、ビタワンに
変えたら、しらけ切ってたべているし、糞が柔らかくなり、それを庭の砂利の上へ、
するものだから、掃除が面倒だ。

アイムスの時は、ころころした糞なので、十能で拾えて楽だった。
アイムスに変えて、飛びつくかと思いきや、ビタワンと大差ない食いっぷりだった。
ビタワンとアイムスを試食してみたら、値段ほどの違いは、感じなかった。
強いて言えば、ビタワンは、淡白な味で、まずくは、ない。
アイムスは、すこ~し、味気があるかなと思い、最後に薬品のような妙な味が
舌に残った。
どうでもいいけど、固い糞さえしてくれればいい。

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2011年11月20日 (日)

寝てよう日

Norudic


だいたい晴れ。

午前中、タケを車に乗せ、土手を歩いた。土手の斜面を駆け降りると、タケは一揆に
突っ走って、下で転んだ。
コーギーは、脚が短いので、こういう状況は不利かな。でも、運動能力は、高いのだ
そうだ。信じがたいがフリスビーを捕って来るそうだ。

土手で行き会う人に挨拶する。犬を連れていると、善良な市民に見えるのか、みな
にこやかに挨拶を返してくれる。
30分くらい、歩いたり、走ったりすると、気分が晴れた。遊歩道のベンチに仰向けに
寝てみた。空が見えた。

青い空で、傷跡のような白い筋がいくつか走っていた。風もなく、暑くも寒くもなく・・・
午後、寝る。

小学校の担任だった、鎌田輝吉先生が日曜日を 寝てよう日 と言っていた。
今時は、そういうこと言わないね。

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2011年11月19日 (土)

雨降りの土曜日

Arasi


朝から晩まで、雨。

昼からは、強い風が吹いた。タケは、小屋の外、物陰で、じっとしていた。
小屋は、自転車などを置く、庇の下にあるので、小屋から出ていても、
濡れることは、ない。
でも、なぜ、小屋の中に居ないのだろう。タケの勝手だが。

テレビを消して、雨の音を聞いている。夜半を過ぎて、風は収まった。
雨は、ただ垂直に落ちている。


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2011年11月18日 (金)

初めての味覚

Tyoko1


ぬるい天気。

タケにチョコレートのかけらを食べさせた。

咥えると、奇妙な顔をして、地面に落とし、恐る恐る噛んだ。歯で小さな欠けらを三分の一

削り取り、残りを少しずつ舐めた。すぐ、チョコレートは、なくなったがタケは、しばらくそれがあった

地面を舐めていた。

チョコレートは、もちろん甘みの味覚を初めて知ったのでは、ないのだろうか。

タケは、人、走る車、吠える大人の犬などに対して、平然としている。しかし、朝夕、
局のシャッターを開け閉めする音に反応して、吠える。近頃は、区の拡声マイクから流される、
12時のキンコーンカーンや、お知らせの放送などに、盛んに吠える。
夏の花火が始まったら、車に乗せて、三島まで退避させなければならないかもしれない。
三島は、三島で花火大会をやっていたら、どうしよう。

しかし、昨日今日のタケは、局のお客さんには、一切構わず、朝夕の、集配係りにも吠えず、
宅急便屋さんや、家への急な来客に対してだけ吠えた。
それも、私の手の合図で、静かになるという優等生ぶり。そばを通るたびに誉めてやっている。
「タケちゃんは、いい子だなあ。大人しくていい子だなあ。」犬に話しかけるようになれるとは、
思わなかった。
きょうは、休み、と思ったが軽い20分の散歩をした。

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2011年11月16日 (水)

ぼくの母性本能


Face8


風もなく、少し寒くなった。
空は、晴れなのか、曇りなのか、あいまい。局の商いは、ぼちぼちでんなあ。
明日は、もう木曜日か。
テレビとパソコンばかり見ていて、目が疲れた。

次は、ワニを作ろうと思う。ワニの絵をたくさん描いてみよう。グーグルの写真と、
ユウチューブを参考にして描こう。
今の私のモチベーションは、「なんかせなしゃーない。」だ。それだっていいのだ。

タケを連れてきてから、二週間経ったのだろうか。体重も増えて、もう子犬とは、
思えない。
本に「コーギーは、6ヶ月までは、まったく吠えない。でも、そこを過ぎると、自我が
出来てきて、吠えるようになる。
きょう、タケは、来るお客さんに、片端から吠えた。口を掴んで、黙らせようとしたら、
抵抗するので、本に書いてあるように、仰向けにして押さえ込んだら、おとなしく
なった。

夕方、車に乗せ、川原の土手へ行って、歩かせた。段々、この犬も、ハナに顔が
似てきた。不安げな顔をしている。飼い主に似てくるのだろうか。
この犬は、賢く(犬なりに)気性の明るい犬だ。そのまま、育ててあげたいものだ。

しかし、機嫌を直してもらうために、散歩に連れて行って、たのしませてやったことが
タケには、わかっているようで、家に帰って、リードをはずしてから、胸のあたりを
撫でてやっても、知らん顔していた。
「僕まだ機嫌なおってないもーん。早く飯くわせろ。」やはり、油断できない。

ただ、犬に対しては、常におおらかな気持で接するのが大事なようだ。自分の中の
乏しい母性本能を捜して、使うのだ。
さもなくば、母親の仮面をかぶって、演じることだ。

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2011年11月13日 (日)

第?回区民ソフト

Syamen


年一度の区民ソフト

第一試合の第一打席
ピッチャーは、60歳台と思われる。山なりの玉にバットが出かかったがからくも止める。
なかなかストライクゾーンに来ない。
合うとコースに来た低めの玉に合わせたら、かすって、セカンドゴロ。がファーストが捕球を
ミスして、セーフ。
塁に出られて、嬉しかった。野球は、塁上にいて、なんぼだ。

第2打席
なかなか打てる球が来なくて、2-3のフルカウント。次の球は、真ん中低め。ボールだと
思ったが審判は、ストライクの判定で、ソフトでは珍しい三振。
この区民ソフトでは、ストライクゾーンを広くとることになっているので、あの球がストライクに
なるのは、わかっていた。
なぜ見逃したのか。たぶん、打っても内野ゴロで終わる。それなら、フォアボールの可能性に
賭けてみようと思ったのだろう。

第3打席
前のフォアボール狙いがあったので、ピッチャーは、初球から、ストライクを取りに来ると思った。
案の定インハイに、かれにしては、速めの球が来た。これを肘を畳んでセンター前へクリーンヒット
した。ばんざい。

次の打席は、代打に代わられた。
守備は、センターを守った。怖いフライが来なくてよかった。ゴロばかりを軽快な脚で捕った。
が送球がへろへろ球で残念だった。ジョギングの成果で、脚は動いた。
試合結果は、36-4で負け。

第二試合は、ベンチ入りを命ぜられた。この試合は、みんな、よく打って快勝した。私より年嵩の
人が満塁ホームランを打った。きれいな打球だった。

午後、タケの散歩、川原の土手の斜面を降りさせてみた。尻込みしていたがリードをゆるめると、
おずおずと、自分から降りた。神社の階段は、だめだった。
散歩は、一日置きにしようかと思う。歩くだけの散歩を毎日30分ずつやるより、楽しい散歩を
週4回やった方が良いと思う。飼い主が楽しければ、犬も楽しい。

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2011年11月12日 (土)

遠征

Wan2


朝、タケを車に乗せて、長岡の川原の公園を散歩。
タケは、助手席の床に座らせた。ペットショップから連れてきた時の経験で、
シートに座らせると、毛がたくさん付く事がわかったからだ。

タケは、しばらく、床に伏せていたがやがて、前足をシートに置いて、きょろきょろした。
公園をしばらく歩いた。
休んで、5メートルまで伸びるリール式のリードをフリーにすると、タケは、やがて、全力疾走した。
リードの範囲で、2往復した。あとは、うろうろ地面を嗅ぎ回っていた。

一度、うんちしそうになったがやめさせた。まだ、タケが小便するのを見たことがない。雌は、
もしかして、うんちをするスタイルで、おしっこするのだろうか。
飼い主が小便をしたくなったので、目立たないところで、足した。リードを握りながら、足すのは、と
ても難しかった。

帰りの車の中でも、タケは、おとなしかった。線路をまたぐ陸橋を登る時、息を潜めるような様子を
した。「なんだーこれは」
タケは、車に乗って、広い公園へ行ったことがとても、楽しかったようだ。

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2011年11月10日 (木)

雨休み

Wani


ストーブを出して、点火した。じきに、部屋の中は、暑くなった。
ストーブには、早いし、ないと寒いし、微妙な時期では、ある。また暑い日が来るのは
見えている。

TPPのニュースに毎日、注目している。私の目には、国鉄の民営化、郵政の民営化と
同じ流れとして、興味を持っている。
農業の合理化が進むのだろうか。従来の村のあり方にまで関わってくる、変革かもしれない。
巨大組織農協の有り様にも影響を与えるのだろうか。

雨降りのため、タケのお散歩は、お休み。

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2011年11月 9日 (水)

リーダーウォーク

Tori333


少し、寒くなった。
でも、ストーブには、まだ早い。扇風機もいらず、部屋がすっきりしている時季だ。掃除機は
しばらく、使っていないが・・・片付けは、している。
秋、と言っていいのだろうか。気分は、まだ秋だ。

昔、吉田拓郎がラジオで、「秋たけなわだ。」とテンションを上げて言った。彼は、秋が大好き
なのだそうだ。
いくら、秋が好きだからって、大喜びするかよと思った。「自分は・・・なぜか秋が好きです。」
高倉健風に言うべきだ。
第一、「秋たけなわ」って言うか?「春たけなわ」だろ。と思った、高校生の私だった。

先日、NHKのテレビ番組で、アナウンサーが「秋たけなわです。」と言っていた。拓郎は、正しかった
のだろうか。

夕方、タケを散歩に連れて行くと、引っ張るようになった。散歩が好きになっていっているのだろうか。
私が走ると、勇んで、前を突っ走る。
このまま、大人になって、引っ張られたらたまらない。リーダーウォークをきっちり仕込もう。

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2011年11月 8日 (火)

暑い秋

Taiyo_no_hune


冬型の気圧配置というが、それほど寒くない。
今の子供たちは、こんなもんだと思っているのだろうか。

夕方、タケを散歩させていて、速く走るとタケは、猛烈な勢いで走る。
広いところで、好きに走らせてみたい。
まだ、自分の名前がタケと言う事を理解していないので、かえって来るか
心配だ。半日潰す覚悟があれば、帰ってくるのでは、ないかと思う。

そろそろ、私も自由になろうか、と思う。親戚のある人は、時々局へ
来てくれるのだが「あんた、その仕事、似合ってるよ。ほんとににあってるよ。」
と、念を押すように言う。
民営化後の簡易局は、管理が厳しくなり、居心地が悪くなった。一般の人には、
信じられないかもしれないが民営化前は、3年に1度、風の吹く日にダークスーツの
監察官がふらりと現れて、半日、調べて帰っていった。
その後、BかCという評価の書類が送られてくる。だから、どうというものでもなかった。

私の残り少ない人生の、いくらかでも元気な時間を、この仕事に費やす事がベストなの
かどうか、考えている。
木彫りだって、あとどのくらいできるか、わからない。局舎を工房にかえようか。また、
鳥のブローチを作って、売る生活をしようか。今まで、作り貯めた物で、個展もやって
みようか。
局を廃業したとして、必ずしも社会との繋がりを失う物でもないだろう。やり方しだいだろう。

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2011年11月 6日 (日)

つくるべえ2

Oonami1


Oonami


朝、隣組のどぶ掃除をした。
Tさんが家の改築をするそうだ。改築というのは、全部こわして、基礎からやり直すという
ことだろう。
「みんな、景気いいな!」という声が出た。隣の家も一昨年に改築した。Uさんの家は、
昨年、改築した。敷地は同じなのに、前を通ると見上げるあまり、ひっくり返るような家に
なった。私の家は、築40年だ。

どぶ掃除を終わった帰りに、AさんとSさんがタケを見に来てくれた。Aさんは、動植物、昆虫の
ことに、やたら詳しい。犬好きだが飼っては、いない。
タケに触ってくれて、口の中まで覗き込んでいた。「散歩させてよ。」と言った。そのうち、
頼もうか。
Sさんは、シロという出産経験のある、犬を朝晩、散歩させているが噛まれるのを恐れて、
触らなかった。
「いつごろ、避妊手術をするもんですか。」とSさんに聞くと、「一遍くらい、産ませてやれよ。」
と答えた。
一遍産んだ後、シロは避妊手術をしている。

それから、買い物に行った。初めて行く店だが良い野菜を安く売っていた。地元の人が作った
工芸品もあり、皿を一枚買って来た。700円では、気の毒と思うほど、の物だった。
手作り感のあるものは、いい。

夕方、タケを散歩させた。
きのうは、私が全力疾走すると、タケも、とんとんのスピードで走った。たぶん、その時が
生まれて初めて、走る という運動をしたのだろう。どこか、たどたどしくみえた。
が、今日、全力で走ってみると、軽々と、私の前を走った。「どうだ!」と言わんばかりに
猛った様子を見せたので、リードを引いて、私の横へ戻してやった。
犬は、すぐつけあがるから、気をつけろと、本にくどくどと書いてある。

途中、うんちをしそうになったので、リードを強く引いて、やめさせた。散歩中は、うんちを
しない犬に育てたい。
しかし、土手の道の端っこの草むらの中でしようとしたのは、慎みだったのだろうか。
まさか。帰ったら、家の裏手の靴脱ぎ場に、うんちをした。

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2011年11月 5日 (土)

次は

Hune33

朝、D2へ、ドッグフードとブラシを買いに行った。
ドッグフード売り場の前で、悩んだが子犬用で、いくらか高めなものを
選んだ。
餌を変えると、食べなくなるような事が書かれているがタケのことでは、
絶対そんなことないと思った。
案の定、ぼりぼり食った。ペットショップで、店員に「是非、これにしてください。」
と言われて買った、1キロ1780円のフードは、粒が細かく、タケは、10秒で
平らげていた。
今度のフードは、粒が大きく、固いので、食べ終わるまで30秒くらいかかる。
コリコリ、噛み砕きながら食べた。いくらか、不機嫌な顔をしているようにも見えた。

次は、何を作るべえか。

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2011年11月 3日 (木)

人魚完成

祝日。
何の日かわからない。カレンダーにも何も書いてない。近頃は、何事もドライだ。
書くことがJIJIむさくなってきた。
Osanpo2

人魚に蜜蝋を塗って仕上げた。完成だ。蜜蝋を塗ったあと、パフで磨けば、もっと
艶がでるのだろうか。
何考えて、人魚を作ったんだろうね。女体のうねる、セクシーさ、かな。
蛇女と、指差す人もいるかもしれない。

朝、タケを初散歩に連れて行った。5時半からだ。外が怖いのだと思っていたので、
抱いて、あたりを一回りしてから、下ろしてみた。
しきりに地面を嗅ぎまわりながら、あっちこっち、四方八方へ動き回る。好きにさせていると、
全く前へ進まない。
リードを引っ張ってみると、踏ん張って、動かない。不意に顔を上げ、初めてリードのあることに
気づいたようだ。

家へ帰る時、道路と敷地の境で止まるので、無理に引っ張ったら、跳躍した。側溝を跳び越した
のだ。
側溝の蓋は、鉄の格子になっている。そこへ足をつっこむのをタケちゃんは、恐れたのだ。
前に、預かっていたハナも、簡単に跳び越えられそうな溝の前で、躊躇った末、20メートルも
横に走って、溝の途切れた、平らな所を通って、進んだ。
そのくせ、山の上にキツネかウサギか何かを見つけると、素晴らしいスピードで
急斜面を駆け上がる。
恐るべき身体能力を秘めながら、日常では、臆病なまでに慎重だ。このギャップが奇妙だ。
動物の頭には、病院という概念がないからだろう。

逆に考えると、人間は、無意識のうちに病院に依存していて、隙だらけということかもしれない。
タケは、家の前の側溝の上を抱いて、渡してあげれば、平気で表を歩き始めたはずだ。

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2011年11月 1日 (火)

やはり、借りてきた猫だった

Karan


小春日和。と言うべきか。

信州では、野沢菜を漬ける時季だ。「野沢菜を食べなきゃ、ここじゃ冬場、食べる物はないぜ。」
と、ろくろ屋の親父さんが言っていた。お昼をご馳走になった。
彫刻用の砂糖壷やペン立てなどを電動のろくろで挽く人で、木地師と呼ばれる職人だ。
材料は、おもに白樺だった。この人の作る物は、丈夫さを失わない範囲で、ぎりぎりまで薄く
削ってあった。日にかざすと、光が滲み出してきた。
掌を太陽に、透かしてみると、真っ赤に流れる僕の血潮~という歌があったがそんな感じだった。

それなりに、値段も高めだったが彼は、「俺も損な性格で・・・・」と言ったのが印象に残っている。
土地の売り買いなどを副業としてやるほど、目先の利く人だったが少年の頃から、仕込まれた仕事
は、ここまでという所まで、やらずには、いられない。
「損な性格で」のお手本とも言うべき使い方だった。

家の塗装請負会社のセールスマンの中年が「俺も損な性格で・・・」と、私の家を見ながら口走った。
あなた、それは違うでしょう。

犬は、営業中の局を初体験して、人や車の音に反応して吠えた。番犬には、なってほしくない。
昼ご飯をやると、10秒で食べ尽くし、その後、吠えて、空になった金のボールを蹴飛ばした。
初日と二日目は・やはり、「借りてきた猫」だった。

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