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2012年3月31日 (土)

モヒカンにした

Gouu

午後、風雨の中、果敢にも、床屋へ行った。

「短く、スポーツ刈りみたいに。」と言ったら、おばさん床屋は、雑誌を

ぺらぺら、めくって、モヒカンがどうたら、言った。

見ると、短めの髪で、中央部だけ、長めに残したもの。そのやり方で、

穏やかに、収めましょう、ということになった。

結果は、どこがモヒカンだ。ふつーの簡易郵便局では、ないか。次回は、

本格的に、中央部を盛り上げるつもりである。

シャンプー、髭剃りも、してもらって、2100円は、リーズナブル。


帰りにスーパーに寄って、食品を買った。財布の中に、一万円札が一枚しか

入っていないことを、頭に置き、買い物をした。

レジのおねえさんが、勘定をしている間、デジタル表示を見ながら、はらはらした。

1万円を超えた時は、買った物を減らしてもらえばいいのだが、通常、それが手間がかかる

作業なのだ。だから、デジタル表示が1万円を超える直前に、ストップをかけようと、

緊張していたのだ。

結果は、全部で、9千円余りだった。俺も、素人じゃないね。

夕方、雨が上がったので、タケの散歩。散歩に自転車を取り入れてから、タケとは、

うまくいっている。

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2012年3月29日 (木)

モヒカン

Mohikan


あたたかい。

お客さんは、ぼちぼち。振替を12枚、持ってきてくれたお客さんあり。

うれしい。

定額貯金があれば、もっとうれしい。贅沢は、言えない。言うと、不幸になる。

床屋へ行こうか、考えている。私の髪は、「くせっ毛」だそうで、長くなると、

まとまりにくい。

その日によって、様々な形をとる。とんでもない形になったりする。でも、近頃は

トリートメントなどしているので、いいのでは、ないかとも思う。

一度、モヒカンにしてみたい。

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2012年3月28日 (水)

灯油を買うと

Sonnawake2

昼休みに、函南のSポットへ、灯油をひと缶、買いに行った。

ついでに、タケを繋いでいる鎖も、新しい物を買ってきた。

今まで、使っていたものは、大型犬用で、重そうで少し、気の毒だった。

加えて、その太い鎖が、時々、犬小屋の床板の隙間に、はまり込むことが

ある。そうなると、タケは、動けず、朝、小屋を覗きこむと、唸って、窮状

を訴える。

細い鎖だと、そういうケースが減るか、増えるか、わからないが替えて見た。

父の、食が減っている。きょう、「俺は入院する。」と、言いだした。食べられない

だけでなく、なにか苦しいらしい。

母は、「入院するなら、支度をしなければいけない。全部、わたしがしなければいけない。」

と、答えた。お互い、たいへんなのだ。

寒くなくなった。灯油なんか、買うからだ。

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2012年3月26日 (月)

そんねんまく

Jjjjj

晴れたけれど、寒い。風は、ないけれど寒い。

私の部屋のストーブも、階下のストーブも、油が切れている。夕方、灯油を

ポリひと缶、買いに行こうか、と思い、やめた。テレビの天気予報で、あすから、

春本番だと、聞いた。今宵は、バイクの革ジャンを着て、しのぐ。

きょうは、タケの散歩も、サボろうと思ったが、夕方の餌を与え、自分も夕飯を

食べ終わったあと、ふと、外を見ると、タケがこっちを見ている。

その真剣な、張り詰めた目。

陽は、落ちたが散歩に行った。自転車で、出ると、自転車を引っ張る剣幕で、

走る。気持良さそうに走る。飼い主も楽しい。犬も楽しい。いい散歩ができた。

お互い、思いやりが必要だね。


剣幕で思い出した。信州の山の中で、「そんねんまく、怒らなくてもね~」という方言を

聞く。「そんなに、怒らなくてもね~」という意味だ。

方言に順応しやすい私だが、「そんねんまく・・」だけは、使えなかった。

小さな町の中の、Yという部落で、そういう言葉を使う。だが、ある日、Oという部落の人が

「その剣幕、考えるだでなー。」と言った。私が将棋で、長考したら、そう言われた。

剣幕が「ねんまく」に訛ったのでは、ないかと思った。

上田の町では、「そんな、ちゅっくらいなこと、やって。」と言う。「そんな、中途半端な

仕事して!」という意味だ。

木彫りの弟子をやっていた頃、先輩のおばさんに、よくそう言って、叱られた。

「中ぐらい」だろうか、と思った。「徹底しない」、を「中くらい」で、表しているのかな、と思った。

ある時、食堂で、昼食をとっていたら、隣の席の作業着姿の男が「そんな、ちょっくらな事していたら・・・・」

と、言った。その男が上田の人か、隣町の人かは、わからなかった。でも、そんなに、遠方から来た人では、

ないだろうと、思われた。

上田の言葉は、江戸弁の影響がある。「ちょっくら」が「ちゅっくらい」に変わったのだ。

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2012年3月25日 (日)

風吹く道で、Rと遭遇

Rrrrrr

きのうは、お葬式に出席した。

まず、焼き場へ行ってから、お寺へ行き、葬式をやった。お骨を箸で拾うことを、

初めてやった。二人づつで、拾うのだな。

叔父たちの顔を見れるのも、こうした時くらいだ。たまにしか、会わなくても、親しい。


きょうは、「仰向けの犬」と、取り組み、毛を表すタッチをつけ始めて、終えた。

絵は、大きい漁船を描いている。3月3日に撮った写真を見ながら、描いている。

鉛筆で、ガシガシ描き込むと、じきに「これまでっ」というところまで、来てしまう。

木彫りの感覚からすると、「もう、仕舞いかい」と思う。

終わってから、まじまじ見ると、船が浮いている。積荷がなくて、水から上の部分が

大きい船になってしまっている。

実物は、もっと、船体が水面下に沈んでいて、重量感がある。直せるかな。


強風の中、川原の土手を自転車で、タケを連れて走っていたら、甥のRと、行き会った。

トイプードルとかいう、こげ茶の小さな犬を歩かせていた。「この犬を躾けようと、3匹の犬に
頼んだら、逆に、みんな躾けちゃった。」と、笑っていた。

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2012年3月23日 (金)

鉛筆で、ごしごし

一日、雨。

タケは、気合が入らない。小屋の奥で、しおれている。空の一斗缶で、入り口を

ふさいでみたが、そのまま奥で、おとなしくしていた。

一日二食を一食に減らされ、加えて雨降りだから、散歩にもいけない。


夜、モニターの画面を見ながら、漁船の絵を描いた。鉛筆で、ごしごし描いていると、

気持が高まってくる。

まだ、降っている。

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2012年3月22日 (木)

T氏リターン

Kite


夜になり、風が吹いている。

週末は、雨降りだと、お客さんが言っていた。そう言えば、ふらりと、T氏が

現れた。反射的に、「もう春か。」と思った。

あの、渡り鳥のT氏だ。スーツ姿だった。横浜で、なにやら行事があるので、

早めに来た。と言った。

「生きとったら、春にまた、来ますわ。」と言って去ったのは、秋だった。

今回は、長岡あたりの、レオパレスに宿をとったそうだ。自分のコミュニティと

無関係な人と、接するのは、気楽だ。


大工さんが、見積書を持ってきてくれた。父が使わなくなって、久しい9畳間を

フローリングすることにしたのだ。樺の無垢で、してもらう。

木彫りをやったり、絵を描いたりする部屋にしたい。先日、描いた、赤い灯台の絵は、

局の壁に掛けてある。案外、人は見てくれて、きょうは、「あれ、口野の灯台だろう。」

と、お客さんに言われた。当たり。

木彫りより、絵の方が、人は見てくれるようだ。絵は、木彫りの5倍は、楽に出来る。

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2012年3月21日 (水)

デートリッヒ

Cap1


物憂い一日。
日は照り、穏やかなのだが、なにやら、さびしい。客さんが少ないせいだ。
今日は、累計11人だった。
昼頃、母の叔父の母が亡くなった。母が84歳であってみれば、その方は、
何歳なんだ?
近所に住まわれているのだが、ここ10数年は、会ったことがない。
私が子供の頃には、話を聞いたこともある。マレーネ・デートリッヒあたりに、
似ているような気がした。

タケを散歩に連れていった。自転車での散歩に、すっかり、お互い慣れた。
私のキャップを、くるくると放り投げてみた。
当然、タケは、取りにいかなかった。こういう事は、厳しい訓練が必要なのだ。

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2012年3月20日 (火)

池田20世紀美術館

久し振りに晴れた。

朝のテレビで、伊東の池田20世紀美術館で、公募展をやっていると知った。
映った絵画の中のひとつに、心惹かれて、行ってみる事にした。

5ヶ月ぶりのバイクは、好調に走った。少し寒い。でも、朝、冷たい水で、顔を洗うよう
な気分だった。
伊東を過ぎたところで、GSに寄り、給油して、タイヤに空気を入れ、トイレを借りた。
店員は、地図をくれ、美術館の場所を教えてくれた。
この先の、二つ目の信号を右折。後は、道なりに、一碧湖へ向かえば、美術館だ。

受付の美人に、写真を撮っていいですか?と聞くと、「デジカメですか?ストロボを
使わなければ、いいです。」
まず、秋山祐徳太子の、ブリキの怪人が迎えてくれた。思わず、微笑む。この人の作品
は、平面的に感じるのだが、それも含めて、好きだ。
実は、ここへ来るのは、二度目なのだ。一度来たくらいで、道を覚えるほどやわでは、ない。

あるのだ。ピカソが・・ミロ・・・ダリのキリンの5連作。シャガール、ムンクの版画。これらは、
薄暗い空間の壁に並べられている。
何年か前、ダリのキリンを見に来て、ちゃっちに見えて、失望したのだが、あれは、明るい
所に置かれていたせいかもしれない。
今回は、迫力をもって、5枚並んでいた。

ピカソのクレパスで描いた、絵の前から、しばらく離れられなかった。むむ、この線を、
ピカソが描いたのか・・・この線も、ピカソが描いたのか・・・・さらに、ここんとこの、
顔が竜巻のようになっている、ここも・・・・ピカソが、あの太く、短い指で、ガリガリガリガリッ
と、突如、興奮したように、やったのか。すげえ・・・
カメラを、接写で、何枚も撮った。

公募展は、元気で、明るい大作が並んでいた。
お目当ての絵は、大賞を取ったもので、指に絵の具をつけて、描いたものだ。
自画像だと思う。自分の顔を地図のように、描いている。

お昼は、コンビニで買った、「チーズ入りトルティーヤ」を、海を見ながら、食べた。ウェットスーツ
を着たサーファーが、数人、波を待って、浮かんでいた。
時折、漁船が艀に着いたり、沖へ出て行ったりした。海は、細かい白の点で、一杯だった。
ブルドッグを連れた、婦人が前を横切ったので、目を開けた。
バイクに乗る時、サーフボードを、間近で見ると、シールで、何かの模様が描かれていた。
スノウボードの、ボードに、絵の具で自画像が描かれているのを、むかし見た。

夕方、カーテンを開けると、タケが「行こうぜ、行こうぜ」という目で、座っていた。
あれは、「ご主人様、行きましょう。」という顔では、ない。
小学生が放課後、友人の家へ来て、「ひで、行こうぜ、行こうぜ。」という顔だった。
でも、きょうは、行かなかった。
明日の朝、疲れた気分で、目覚める事を、怖れたからだ。軽く、行ってくればよかったと、思う。
10年か、そこらしか、生きられない動物なのだ。一日は、非常に長い物なのだろう。

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2012年3月19日 (月)

クリーム色の革ジャン

Kazenonaka


冬眠中だったバイクのバッテリーのコードを繋いだ。
なんと、一発で息を吐いた。

中華バッテリーは、優秀だ。ツタンカーメンが棺から、起き上がったほどの
驚きだった。毎年、ブースターで車のエンジンと繋いで、やっと復活するのだ。
プラグも、何度も、はずして、つらつら眺める。

バッテリーのコードをはずしておいたのと、キャブレター内のガソリンを燃やし尽くして
おいたのが勝利だった。ライダーの常識だったらしいが、俺は知らなかった。

あしたは、朝から、走るぞ。

て、どこへ?伊豆半島は、さすがに飽きた。ところで、黄色の革ジャンを引っ張り出すと、
クリーム色の革ジャンに変わっていた。
褪色したのだろうか。気のせいか?これなら、着て街を歩いてもいい。

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2012年3月18日 (日)

太陽が見えない

Saki

午前中、一瞬日が刺し、青空が広がっていくように思えた。
その後、窓を見ると、相変わらずの厚い雲の蓋が見えた。

赤い灯台の絵に色を塗った。思ったより、そっけない物ができた。額に入れると、
よく見えるそうだ。
入れて見ると、それなりに見えた。高い紙を使うと、びびって、絵もおとなしくなって
しまうのだろうか。
とりあえず、局の壁に掛けた。

「ほしい物は、お金と元気。」研修会の保険の講師のことば。

「犬」を彫った。パワーが出ない。ひょろ長い犬になってしまったが、これは、これで、
おもしろいかもしれない。

タケ・わん公との関係は、飼い主の精神状態の良し悪しが90%を占めると思う。

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2012年3月15日 (木)

まだ、灯油は必要か

Sakurasaita


まだ寒い。

夜、絵を描いている。先日、買った、高価なワトソン紙君に、鉛筆で灯台の絵を
描いている。
デジカメで撮った写真をモニターで見ながら、描いている。現場で、見ながら
描くのがベストなのだろうが、人前で描くなんて、できそうにないから、これでいい。

近頃のデジカメの写真は、解像度が高く、情報量が多いので、これを見て描くのも
いいと思う。それに、複数の写真を参考にしながら、描くこともできる。
毎晩、鉛筆で、一心に、紙をこすっていると、絵になってくるから不思議だ。
空の立体感、地球の丸みを考えながら、鉛筆を動かしていると、雲が雲らしく、
なってくる。

鉛筆で、描き込めるだけ、描き込んで、最後に、あっさり色を入れる。灯台の赤が
どんなふうになるか、楽しみだ。

タケは、生後11ヶ月になった。近頃、食が減ってきたように思う。肉を求めて、
ハンストしている、という意味もあるのだろうが、3食に1食は、残す。
成犬になったら、一日一食、200Gで、いいと聞いた。

昔、飼っていたハナという犬がドッグフードを残すので、減らした。ある日、散歩したら、
風に吹かれて、ふらふらしていた。見ると、あばらが浮いていた。

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2012年3月11日 (日)

がりがり彫った

Tokei


最近、中学の数学を勉強している。朝、K氏に、その知識をひけらかしたら、K氏の方が
上手だった。Kは、理数系に強いらしい。気をつけよう。

午後、「仰向けの犬」を彫った。きのうより、体力があり、休憩をはさんで、3時間、がむしゃらに
彫った。
早く終わらせてしまいたい一心だった。が、久々に良い仕事ぶりだった。これは、なんとか、
ものになりそうだ。

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2012年3月10日 (土)

フレアがあって

Hurea


寒い。

太陽フレアがあったそうだが、なんともなかった。なんだ。
昔、フレアで、地球の反面が焼け野原になるという、SF小説を読んで、わくわくした。
その時、夜の側では、満月が異常に輝き、街を昼間のように照らすのだ。

それにしても、お日様は、どこへ行ってしまったのだ。午前11時、小雨があったが、
タケの散歩を決行した。
今日も、自転車で伴走した。タケの要求する運動量には、自転車で対応するしかない。
「人間といっしょに、ちんたら散歩するのは、犬にとっては、苦痛でしかない。」と、
極論する人さえいる。

川の土手に沿って、隣町まで、自転車で往復してきた。行きは、右岸、帰りは左岸を走った。
天気は、すぐれないが、自転車なので、快適だった。
急ブレーキをかけさえしなければ、タケは、スムーズに並走する。ほんと、快適だ。
曲がる時は、「右!」「左!」と、声をかける。
交差点では、必ず停まり、「行くぞ!」と声をかける。なかなか、快感。

自転車は、人間の実力を犬に示す効果があるらしく、歩いても、タケは、私の
歩みに気を配りながら、歩くようになった。

サラブレッドの若馬の、馴致の訓練には、竹ざおの先に、手綱を結び、半日、ただ、円を描いて
歩かせるというものがある。車の後ろに、手綱を縛って、半日、走らせるとか・・・・
自転車による散歩も、それに近い効果があるようだ。

1時間あまりの散歩だった。生後1年未満の犬には、過重な運動は、させるなと、言われる
ので、少し心配だったが終わって、疲れたのは、私だった。だり~。
タケは、というと、3時ごろ、そばを通ると、「また、散歩に連れて行ってもらえるのだろうか。」
という期待で、全身が殺気だっていた。

午後、「仰向けの犬」を彫った。だるくて、1時間やるのが、精一杯だった。に、できわりー。
私は、頭を小さくする傾向があるようだ。犬の頭は、思い切り大きくすれば可愛かっただろう。
それに、頭部の左頬が右に比べて、こけている。
いくつになっても、私の木彫りは、へただ。最近、情熱が足りないか。

これを投げて、頭の大きい子犬を作り直そうかと思った。でも、「これは、駄作だと、わかっても、
歯を食いしばってでも、書き上げるのだ。未完の作品は、駄作ですらない。」という、小説家の
言葉を思い出し、続けることにした。ただし、3月一杯が期限だ。

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2012年3月 9日 (金)

続 3月の灯台

前回の荒筋

私は、赤い灯台の内部に入った。が、ハッチを何者かにより、閉められ、出られなくなってしまった。


ふう、これは、降りるしかないな。必ず、底は、あるものだ。かすかな光が見えるようだし、
このまま梯子に、しがみついては、いられない。
事実、私の指、腕の筋肉は、疲労し始めていた。

私は、梯子を降り始めた。慎重に、一足一足。30分ほど降りた。まだ、底は見えない。
が、かすかだった光は、いくらか明るさを増した。ように思えた。
いや、確かに明るくなっている。確かだ。私は、自分に言い聞かせながら、一歩一歩、
梯子を下った。

更に、30分ほどが過ぎた。自分では、そのように感じていた。梯子を握る手と二の腕の筋肉は、
限界に近づいていた。
落ちたら、おしまいだ。なんとしても、底まで、たどり着くのだ。

もう、少なくとも500Mは、下っているはずだ。何なんだ、この穴は・・・村の秘密の会議場などでは
ない。そういうレベルでは、ない。この規模は、
第二次世界大戦中の帝國海軍の秘密基地なんかなのだろうか。この下に、潜水艦のドックが
あり、そこから、海中へ船出していく、なんてことだったのかもしれない。
あるいは、海底民族ハラハラの海底大集落への入り口なのかもしれない。駿河湾は、非常に
深いので、ハラハラたちには、絶好の棲家なのだ。脚より、手が疲れた。私は、小まめに休みながら、
梯子を降りた。

尿意をもよおしたので、した。これが非常に、難しい技だった。片手で梯子を掴みながら、
片手で、ズボンのチャックを、・・・・それから、片足を浮かせて、体を90度、回して・・・・
飛沫は、底へ消えていった。


つづく

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2012年3月 8日 (木)

3月の灯台

3gatu

波止場には、赤い灯台がある。

曇り空は、呻いているようだった。灯台までは、コンクリートの細長い道が
走っていた。
私は、その道を歩いて、灯台まで行ってみた。

灯台には、鉄の梯子がついていた。登ってみると、上には、ハッチがついていた。
メッキしたハンドルがあり、それを回すと、ハッチは、開いた。
覗き込むと、真っ暗だったが、目が慣れると、底の方に、かすかな光が見える気がした。
「おおい!」と言ってみた。

返事は、なかった。3月というのに、いつまでも、太陽は顔を出さず、寒かった。灯台の中は、
わりに暖かいようだった。
それに引かれたのか、私は、ハッチから、もぐりこみ、内側の梯子を降り始めた。

梯子は、意外に長かった。高さ10Mほどの灯台なのに、こんなに、深いのか。見上げると、
ハッチから入る光が、小さくなっていた。
もう少し、降りてみよう。

もう、水面を過ぎているはずだ。うそだろ。この下には、この漁村の、秘密の会議室でも、あるのだろうか。
水底の泥の中を穿っているのだ。この赤い灯台は。
不気味だ。戻ろう。

上へ向かって、数段登ると、人の手がハッチを閉めるのが見えた。闇が現れた。
おおい!おおい!オオー!叫びながら、必死で梯子を登った。
汗まみれで、ハッチのある所まで戻り、鉄の扉を掌で、叩きながら叫んだ。3分、そんなことを
してみたが、反応は、なかった。
30分、閉じられたハッチの前に、しがみついていた。

これは、下へ降りるしかない。
底には、相変わらず、かすかな光が見える気がした。

つづく

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2012年3月 7日 (水)

曇り空に慣れた

Tyari


あたたかかった。

それにしても、日の射さない空が続くことよ。きょうは、お客さんが
いつもより多目だった。
少し、多いと、張り合いがある。終わると、上半身の筋肉が凝る。
早く、ストレッチをたっぷりやって、寝たい。

甥のUの父親に電話したら、「奇跡が起きたぁ。」と、呻いた。

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2012年3月 6日 (火)

28CM

Ookaze

甥のUが来た。
脱いだスニーカーがでかかった。「28cmしかなかったので、それ履いてる。」
そんな足のでかい若者になるとは、思わなかった。
おじさんは、24CMで、靴屋には、置いていないので、インターネットで、買って
いるのだ。
志望校に合格したそうだ。おめでとう☆

母は、「こんな、嬉しいことはない。」と言って、御祝儀をウン十万渡した。
Uの帰ったあと、向かいの家の畑の隅に座り、春の大風の中、景色を
眺めていた。

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2012年3月 4日 (日)

自転車で

Tokkun


朝、どぶそうじ。引き続き、市内一斉清掃とは、道路の側溝の空き缶拾い。

その後、「仰向けの犬」の折れた脚を接着した。ドリルで、両方に穴を開け、
芯を入れて、繋いだ。なんとかなった。
「あした、じっくりやろう。」座右の銘にしよう。

しかし、木目が横目になった脚の部分は、いつ折れても、不思議はない。
木というのは、やっかいな素材だ。
手足を伸ばすのに不自由だ。塊りで、ありたがる。他の素材と併せて使いたい。

今日は、自転車で、タケの散歩。川の土手に沿って、6キロくらい走った。
往路を終わり、自転車を降りて、少し歩いた。復路は、追い風で、スピードが出た。
タケは、遅れ気味になり、苦しそうだった。
自転車を停め、放してやると、あたりを猛烈なスピードで、走り回った。

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2012年3月 3日 (土)

散歩して写真

Toudai777

朝、タケを連れて、海へ行った。
船と、赤い灯台、山、空、釣り人の写真を撮った。タケは、水際へ行くのを怖がる。
一度、水に落ちると、そうなるようだ。

午後、「仰向けの犬」を2時間、彫った。先週、彫っていて、左脚が折れた。夜、
接着剤で、くっつけようとしたら、つかなくて、焦った。
あす、じっくり、それと取り組もう。

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2012年3月 2日 (金)

ドッグフードのカクテル

Maneki


雨が降り、寒かった。

タケは、二日間、散歩していない。きのう、行けばよかったのだが、きのうは、私が
くたびれていた。一日おきでもいいな。
埋め合わせに、きょうは、骨付きの肉をあげた。タケ、骨と二時間、格闘する。

あすは、海岸に連れて行ってやろう。海の写真を撮りながら、散歩しよう。スケッチも
するかも。
今、タケの食事は、1「愛犬元気」と、2「アイムス」3「ビタワン」の3種混合だ。
1と2は、ころころの固いウンチとなって、庭に転がる。これは、掃除に便利だ。でも、
何か、便を固くする薬が入っていると、思われる。

ビタワンは、じゅるいウンチが出る。これが普通の便だと思う。で、この3種混合で、
排泄されるものは、こげ茶色の固い殻に包まれて、中にクリーム色の柔らかいウンチが
入っている。

アイムスは、まだ一袋3キロが残っているので、混ぜたまでで、このような高価な餌は、
もう買わない。

先月、骨董市で買った、招き猫。

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