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2015年1月25日 (日)

王の身代金より高価な馬

朝から自画像のデッサンをきのうに引き続き描いた。

初めはどうなる事かと思ったがいちおう物になりそうだ。一枚のデッサンというものは、4時間くらいかけるもの

だろうか。今、3時間描いて、あと1時間で仕上がりそうだ。俺の木彫りを上げるのに30時間はかかっている

と思う。デッサンというものは、腕を上げるには効率のいい方法なのだろう。

この自画像、俺にそっくりだ。10歳くらい若いかな。このブログによく掲げる自画像は、パソコン内で描いたもの

だ。これは紙に描いた。それも以前画材屋で買った上等なものだ。やはり高価な紙を使うと気合が入る。


昼前に散歩。午後は本を読みながら寝てしまった。朝3時に目ざめてしまっということもある。


中近東の民族は昔から部族間の争いがあると、敵の民を捕虜として引っ張ってきて、奴隷にしたそうだ。その奴

隷の家族が金を持って来ると、交渉して解放するのだそうだ。

サラブレッドの始祖と見做される3頭の牡馬がいて、その一頭にダーレーアラビアンがいる。結局現在

走っているほとんどの馬はダーレーアラビアンの系統だ。

その昔、この馬はアラビアのある王の物で、ある英国人がこれを欲しがり、王から買い取ろうとするが

王は全く応じない。そこで英国人は近くに停泊中の英国海軍の船の船長に頼んで兵を借り、

この馬を強奪してしまう。

馬を盗られた王は、当時のエリザベス女王に抗議の書簡を送った。その文面の中に「お前たちの同胞は

私の大事な王の身代金よりも高価な馬を奪っていった」という一節がある。中近東の人たちが人質を取って

は身代金の取引を日常のものとしていたことが窺われる。

今日のニユースを聞けば、ヨルダンで拘置しているイスラム国の死刑囚をイスラム国に捕えられた戦闘機の

パイロットと交換しようという意見が出ているという。欧米では考えられないことだ。法治国家では考えられ

ないことで、ヨルダンでもそれをするとなれば、こそこそやるらしい。だがかれらにとっては、道義的には

問題ないのだろう。

そうなると、かつてのよど号乗っ取り事件で、犯人の要求を容れて、「超法規的措置」で刑務所の赤軍派

メンバーを解放したことも、欧米的には、テロに屈した日本だったが中近東の人々は、たんなる人質の

交換だと思って見ていたのかもしれない。

価値観の相違というのだろう。阿部首相が繰り返す「テロには屈せず、国際社会と連携して・・・・」という言葉

が力弱く聞こえてしまうのは、私ばかりでしょうか。

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