2006年8月 2日 (水)

亀田タイトル奪取に思う

Tuki

久しぶりにひどい判定を見た。

今夜の亀田xランダエタ戦だ。私の採点は、117-110でランダエタの勝ちだった。こんな判定は、

35年前の柴田国明xエルネスト・マルセル戦以来だ。30年くらい前、ファイティング原田が協会の会長に就任してから、

日本の世界戦での判定は、突然公正なものになり、現在では、日本の判定は、フェアーだという海外での評価を

得ていたのに、この一戦が30年間の日本ボクシング界の努力を破壊した。新たなスターが欲しいというTBSの意向

で30年の努力を放棄したのか日本ボクシング界。情けないぞ。悔しいぞ。テレビ局は、ボクシングだって、お笑い

番組だって、視聴率という同じ基準でみているんだろうから、ジャッジの買収など平気でやるだろう。でも、ボクシング

界は、自分たちで守るべきものがあるだろう。一対一で、拳だけで打ち合う、命を燃やし、血を流して戦った

男たちに公正な判定を下す。これが尊いのだ。

「負けさせてやるべきだったよな。」という2chの書き込みを見た。柴田が顔面ぼこぼこにされながらマルセルに

引き分け防衛したとき、同様の声があがった。私も、そう思う。

亀田の試合を見たのは、今夜が初めてだ。良い選手だ。ハートがある。打たれて、刻々と追い詰められ、それでも

負けられない。19歳の少年の背中にとてつもない期待がのしかかっていた。それでも、前へでて接近戦を挑み、

グロッキーになったら、しゃにむにクリンチして次のラウンドに希望をつないだ。インターバルに椅子に座る

亀田の顔は、なんの見栄も虚飾もない、崩れ落ちそうになる自分に耐えている19歳の少年の顔だった。

戦い抜いた二人に対してこの判定は、失礼なものだった。我々ファンに対しても失礼だった。

夕方、走った。夕日が空いっぱいに滲んでいた。

父がパソコンも持っていないのにデジカメを買った。そのカメラで月を撮った。これ、手で持って撮った。

手振れ補正ジャイロ搭載だと。21世紀だなあ。

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